嘘嘘嘘、でも愛してる(★★★★☆)

嘘嘘嘘、でも愛してる (ファンタジア文庫)
■あらすじ
ヒロインは、全員嘘つき。嘘だらけのハリボテラブコメディ。記憶喪失の俺はなぜかクラスメイト、幼馴染、女友達の美少女三人から毎日アプローチを受けまくってる。男なら誰もが憧れるシチュエーションの日々、羨ましいだろ? ……この中に俺を殺そうとした子がいる以外は。

■感想
交通事故により記憶喪失になってしまった主人公が三人のヒロインと過ごす内に事故の真相を知っていく青春ミステリ。主人公・くー助と各ヒロインによるテンポの良い会話は面白かったし、全体的に読みやすかったです。私は霙推し!マイペースな食欲魔神可愛かった。各ヒロインが主人公に対して嘘をついているわけですが霙の嘘が一番健気で微笑ましかった。最後もきっちりくー助を助けてるし!
真相に関してはヤンデレとヤバいヤンデレがいた、という感じ。犯人に対してのくー助の態度は甘くもあり、潔さも感じられました。くー助の最後の選択については何もいうまい。私は霙が一番だと思うよ、以上。