
華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中 (角川ホラー文庫)
- 作者: 蒼月海里,六七質
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/08/24
- メディア: 文庫
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シリーズ4冊目。今回はいつもよりホラー要素多目。那由多たちの前に立ちはだかる新キャラ・嘘路が登場したり、円の生いたちが判明するなどストーリーが動いた回でした。微妙な距離感のあった狭間堂と円、円の中に「誰かの特別になりたい」という想いがあるならその「誰か」は狭間堂のことなんだろうなと。ひねくれてるけど本当は狭間堂を信頼していると思う。
そして嘘路に関しては謎のまま、これから色々と掘り下げていくのかな。蕎麦屋の話も地味に怖かったけど、姥ヶ池の話は悲しいお話でした。個人的にこのシリーズの中では一番面白かった巻でした。続きも楽しみです。