- 作者: 中山七里
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る
今回は子宮頸がんワクチンの副作用について。未来を奪われた女の子達やその両親からみればたまったもんじゃないでしょうね。同じ女性として他人事ではないので、自分のメリットしか考えない産婦人科協会・製薬会社・厚労省には呆れるしかない。槇野にいたっては自分の娘に注射させてないとか完全に自分の非を認めてるようなものだし。最後にやっと首謀者が判明しましたが、この人を責めることはできないなと思いました。
犬養さんと娘さんの仲が少し修復したようで何より。最後に香苗の記憶力が回復したのは特に良かった。今回の犬養さんの相棒である高千穂が少し苦手。直情型で思いやりがあるのはいいけど、自分が納得できないからって犬養さんを冷酷と口にするのは後輩としてどうかと思う。