
- 作者: にかいどう青
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/18
- メディア: 文庫
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主人公の朱音がサバサバした性格なので、淡々とストーリーが展開していく印象が強かったです。ストーリーが進んでいく内に朱音の曜日感覚が段々と狂っていき、朱音は森野を救うことができるのか、とドキドキしながら読みました。森野の死を止めようとして、必死に森野に呼び掛ける朱音。二人の会話が軽快で、読んでいて心地よかった。姪とのスキンシップが微笑ましい、朱音のお父さんと先生は良い人だ。
最後はいつも通りの二人が読めて一安心。また復縁するのかな?でも朱音の態度からして親友という関係に落ち着くのかな。森野が抱える闇を照らせるのは朱音だけど、あまりにも眩しすぎて逆に困ってしまうということだろうか。朱音がタイムリープしたからくりは明かされてないけど、それは主題な訳じゃないからいいのかな…゜