サベージファングお嬢様 史上最強の傭兵は史上最凶の暴虐令嬢となって二度目の世界を無双する(★★★★☆)

サベージファングお嬢様 史上最強の傭兵は史上最凶の暴虐令嬢となって二度目の世界を無双する (富士見ファンタジア文庫)
■あらすじ
これは――世界のすべてを蹂躙する“お嬢様”の物語。神に愛されし美しき髪を靡かせ、少女は凶暴なる刃を振るう。王国随一の可憐な令嬢――だが、その中身は『野蛮なる牙〈サベージファング〉』の異名を持つ、最強の傭兵!? すべてが規格外なお嬢様の蹂躙が今始まる!

■感想
シリーズ1冊目。傭兵だったエンヴィルは戦死をしたらなぜか王国を腐敗させた王妃・ミレーヌの幼き頃に転生していた。外見は可憐な美少女、中身は野性的な傭兵というギャップ萌え最高。ストーリーのテンポも良く、主人公・ミレーヌが男前でサバサバしているので読んでいてスカッとした。
前世では暴虐非道で嫌われ者のミレーヌだったが、今世では男前な彼女に皆が惹かれていく。まるで女の子のように可愛い許嫁・アルベールや他国の好戦的な皇女・コレットもキャラがたってて魅力的。最後はコレットミレーヌにメロメロで百合好きさんには嬉しい展開。「月の神々」との因縁はどうなるのか、続きが楽しみ。