■感想
聖女ルナは助けてきた人々に裏切られて無実の罪で処刑されてしまう。300年後の世界で転生した彼女は小説に登場する悪役令嬢のように自由に生きたいと願うが···。
悪役令嬢とはなんぞや···?と思わずツッコミしたくなるほどルナの願いとは違う方向にストーリーが進んでいくのが面白い。力加減しようとしてもポーションはエクリサーに、魔法のレベルは異次元なだけにどんどん目立ってしまう。
せっかく友人もできたので学園生活をエンジョイしてほしいものの、シルバーとしての活動も忙しくなりそうでどんどん悪役令嬢から遠ざかってるぞ。前世でルナのことを最後まで信じて裏切らなかった人もいて、その祖先であるレイオスが運命的で良かった。