■感想
主人公・ウーゾスは傭兵として生き残る為にオタク・モブであることを自認して分不相応をモットーに過ごしているが、周囲の主人公キャラ達に構われてしまい···。
ここまでモブであることに徹して貫き通す主人公も珍しい。傭兵としてはもっと上のレベルにいってもいいはずなのに、家柄や容姿が重要視される上に責任ものしかかってくるのでウーゾスが拒否する気持ちも分かる。色々な意味で環境が腐ってる。
でも本人が無自覚でもやるべき仕事はきちんとやる裏方タイプのウーゾスの実力を認めている人がきちんといるのが良かったです。フィアルカもスクーナも可愛いヒロインなのにウーゾスが本気で関わりたくないと思っているのが面白い。もう心安らかに接しているゴンザレスでよくない?