■感想
幼い頃から聖女として国に尽くしてきたエステルは突然異世界から現れた少女・アカネに一目惚れした婚約者の王太子から処刑を言い渡されたが···。
ストーリーにも文章にも癖がなく、王道展開なだけあってノンストレスで読める作品。サクッと少女漫画のような恋愛小説が読みたい方にオススメ。
今まで沢山の人から虐げられてきてやっと自由になったのにも関わらず自分の欲よりも困っている人に手を差し伸べることを選んだエステルが尊い。国の為に尽くしているヒーロー・クリスティアンも誠実な人柄で正にお似合いの2人でした。個人的にはがめつい宰相閣下が良い味出してたなと（笑)ほぼ空気だったアカネはどうなったんだっけ···？
