
- 作者: 大崎梢
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/04/22
- メディア: 単行本
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この著者は出版業界を舞台にすることが多い印象ですが、今度は出版業界の中でも特に働くのがしんどそうな週刊誌の部署に配属された女性が主人公。私も日向子と同じく週刊誌にはあまり良いイメージを持っていませんでしたが、この人達も地道に自分の仕事をこなしているだけなんですよね。殺人事件を追っている内に危険と隣合わせの取材になってもめげずに立ち向かっていく日向子が格好良かったです。私だったら一日で心が折れてるわ…。
個人的には「平台がおまちかね」シリーズの方が好みでしたが、これはこれで面白かったです。日向子の2〜3年後もみてみたい、きっと逞しく成長してるんだろうなぁ。