デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット5(★★★★☆)

◼あらすじ
「第六領域への扉を開かせたいなら―お金を稼いでね」第七領域の支配者―佐賀繰由梨から提示された条件を満たすため、時崎狂三と緋衣響はカジノでお金を稼ぐことに。スロットでスリーセブンを出すも目標金額には、まだ遠く。時同じく第七領域に集う第二、第四、第六領域の支配者たち。「つまり皆様、わたくしと敵対するおつもり…ということでよろしいですわね?」支配者たちと全財産を賭けてポーカー対決をすることになった狂三は勝つための手段として、夜の街でバニーガールに!?さあ―わたくしたちのギャンブルを始めましょう。

◼感想
シリーズ5冊目。第七領域はギャンブルによって栄えている、次の領域に行く為に狂三達はポーカー対決をすることに。後半はまさかの殺人事件に巻き込まれて足止めをくらってしまう。犯人は身勝手で利用されたあの子が気の毒だった、それでも死んであの人に会いたいと深く願う犯人の恋心に少しだけ同情した。狂三でさえも恋のことになると動揺してしまうし。
やりきれない終り方だったけどきちんと自分の意思で行動した唯にひと安心。狂三と響の信頼関係も微笑ましい。このコンビが読めるのもあと少しなのが残念。白の女王との全面対決はどうなるのか、次回も楽しみです。