長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本 (宝島社文庫)
- 作者: 江本マシメサ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/04/06
- メディア: 文庫
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長崎にまつわるお菓子や文化に触れることのできる一冊。雨の日にしか開店しないカフェ、行ってみたいな。お菓子と飲み物のセットで500円は安い。主人公の乙女とオーナーの恋模様が少女小説並に甘かった。いつも不機嫌そうな顔をしているオーナーだけど本当は優しくて、そんなオーナーに惹かれていく乙女。乙女が20歳になるまで付き合うのはおあずけ、とのことですがオーナーが乙女を大切にしているのが伝わってきてむず痒い気持ちになる(笑)
親友の諒子と飯田さんの関係も気になります。分かってはいたけど乙女が大ファンの作家先生の正体についてはご都合主義っぽくてちょっと微妙でした…、でもストーリー的にこの展開が妥当なんだろうけど。