- 作者: 綾崎隼
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
ついにシリーズ完結、最後まで目が離せない展開で終わってしまうのが残念。頼りになる先輩が消えてしまいどうやって綜士たちだけでタイムリープを断ち切るのか心配だったけど先輩はきちんと綜士たちに道しるべを残しといてくれました。本当にカッコいい!でもあの告白は嘘だったんだね(笑)
結局のところこの物語は雛美で始まり、雛美の勇気ある選択で幕が閉じられたんだなと。綜士は芹愛と結ばれるのかと思いきやそういう訳でもなく、芹愛は後半になるにつれてフェードアウトしてしまったような印象。最後は個人的にはベストな形で終わってくれたなと思います。綜士は千歳先輩と同じ大学に入ってタイムマシンについて研究するっていうことなので、また続きも書けそうな感じ。それとあとがきが面白かったです(笑)