2016-06-27 君と時計と雨の雛 第三幕(★★★★☆) ライトノベル 君と時計と雨の雛 第三幕 (講談社タイガ)作者: 綾崎隼出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/05/19メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る全4部作の内の3作目。前半は芹愛視点でストーリーが進んでいきます。芹愛の胸中が描かれることがなかったので、いかに彼女が大切なものを守るために一人で戦っていたかがわかりました。綜士に対しては複雑な感情を寄せているようですね、でも修復できそうな気もするので綜士には頑張ってもらいたいです。 雛美の秘密については驚きました。それが全てではないようですが、彼女なりに苦労してそうで少しでも報われてほしい。そして千歳先輩の想い人が…!片想いの連鎖が切ない。千歳先輩本当にかっこいいな。最後の展開はいつかくるんじゃないかと思ってました。あの人がいたからこそ綜士はここまでたどり着けた、ここからが本当の頑張りどころだと思うので最後まで諦めずに駆け抜けてほしい。