刑事と怪物―ヴィクトリア朝臓器奇譚―(★★★☆☆)

19世紀倫敦では、異能を持つ怪物(スナーク)達が起こす奇妙な事件が巷を賑わせていた。熱血新人刑事アッシュは、あるスナークとコンビを組むことを命令される。だが冷めた性格の相手はひどく非協力的で…というお話。
アッシュがあまりにも騒がしいというかお馬鹿キャラで前半の彼をいまいち好きになれず…。 ソレンジはウジウジしてるし、キングはムカッとくるしで個人的にキャラとの相性が悪かったようです。ストーリーは好みなんですが…。 貴族特有の傲慢さでジジを見下していたアッシュが最後にジジに敬語を使うようになったのは大きな進歩であり、成長だと思います。そして囚われていたケイトの心を掴んだように、アッシュの真っ直ぐさは彼の長所の一つなのかと。
それにしてもアッシュの父親が不器用過ぎる。言葉にしなければ伝わらないものもある、さすがに勘違いしているアッシュが可愛そうです。やっと形になってきたコンビですが、続きはあるのかな?