楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド （★★★★☆）

楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド (ファミ通文庫)

ファンタジー・ハーレムコメディ第２弾。今回は薄幸系メイド・ミーネが主役。灰かぶり姫から国王の寵姫へとなっていく過程は正に正統派のシンデレラストーリー。野村さんがかかれるヒロインは本当に魅力的で、ミーネの優しさと健気さにルドヴィークが好きになってしまうのもわかります。しかしカテリナは本当にこれでいいのかなとも思ってしまう。２人の恋を応援しつつも時折くる胸の痛み、個人的にはルドヴィークと幸せになってほしいけど。
お嫁さんにしたい子番付とかこの国平和だな(笑)最後のショートストーリーからして今度はエヴァリーンなのかな？アーデルハイドもハーレム要員だといいな〜。あとがきの「売り上げ的にも体力的にも、もしかして私にとって最後の作品」とかマジですか？！それは悲しい…、でも先生にはお身体を大切にしていただきたいです、はい。