- 作者: 山田悠介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 文庫
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どんだけ不幸になればいいのだろう、と思うくらい章弘が哀れでページをめくるのが苦痛になりました。もしこんな世の中じゃなければ真由との平穏な家庭も望めたかもしれない。本木が本当に良い奴で唯一の癒しキャラでした。小野田はろくな死に方しなさそう…。最後は息子である章由とその恋人と逃避行、幸せそうだけどここからもっと過酷になりそう。章弘たちも本木も幸せになってほしい。