僕たちの幕が上がる 決戦のオネーギン

■感想

シリーズ2冊目。前回は勝とカイトの物語だったが、そこに新キャラの未来哉が加わる。カイトが勝のことを自分にとって「太陽」だといっていたように、オネーギンと自分のあまりにかけ離れたキャラに苦戦しつつも持ち前のバイタリティと才能で乗り越えて輝いている姿は確かに太陽のようでした。

自分の容姿にコンプレックスを抱く未来哉に発破をかけるやり方が実にカイトらしかった。そんなカイトにどんどん懐いていく未来哉が可愛い。3人とも自分の好きなことにひたむきで眩しかったです。

勝は海山さんの舞台で成長してまたカイトと組んでほしいです。