ひきこまり吸血姫の悶々5(★★★★☆)

ひきこまり吸血姫の悶々5 (GA文庫)
■あらすじ
相変わらずひきこもれない日々を送るコマリ。そんなある日、ムルナイトの宮殿に一人の少女がやってくる。教皇ユリウス6世――六国に強い影響力を持つ神聖教の最高指導者だった!重要な賓客が訪問してきたにもかかわらず、なぜかムルナイト皇帝は行方がわからず、急場しのぎで七紅天大将軍たるコマリが接見することになったのだが……。今度は世界そのものを揺るがす大騒動に!?ひきこもりたいのに、ひきこもれない。コマリの明日はどっちだ!?激動の第5巻!!

■あらすじ
シリーズ5冊目。神聖教のトップ・ユリウス6世への策略により、ヴィルと離ればなれになってしまうことに。当たり前のように隣にいた存在の大きさに気づかされるコマリ、二人の絆がまた強まった巻でした。サクナと百合っぷりも良きかな。
皇帝がいないせいか戦況は絶望的だったムルナイト、コマリが今まで助けた人達が駆けつけての勝利に胸が熱くなりました。スピカはまだ懲りてないようなので何かしら企んでいる様子。コマリ母については謎が残ったまま、近い内に伏線回収してほしいものです。とりあえずコマリご苦労様!