ひきこまり吸血姫の悶々10

■感想

シリーズ10冊目にして常世編も終盤。今までコマリが築き上げてきた仲間達と挑む総決戦といった感じでストーリーも盛り上がっていました。あくまで中盤が終了ということなので、まだ課題は山積み。

今まで掴みどころのなかったスピカのキャラが深く掘り下げられていたことによって、残酷なことも辞さないけどどこか憎めないキャラに印象が変わりました。コマリとヴィルの仲の良さを目の当たりにして、自分と親友を重ね合わせてるのが切なかった。どうか彼女が親友と再会できていますように。

次回はバトル三昧だったので日常編とのこと、それも良きかな。