- 作者: 中村颯希
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 文庫
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ほっこり心が温まる人情味溢れたストーリーでした。酒好きの神様が愛嬌があって面白いキャラ。料理がまったく出来ない哲史が自分の体を未練が残っている幽霊に憑依させて心残りを解消させ、成仏してもらう。亡くなった人と残された人達が再び心を通い合わせて涙するシーンにじんわりと心が温かくなっていく。どの料理も美味しそうでメシテロ小説としても読む価値あり。少しの間だけだったけど両親と再会できて良かった。
今までの縁によって定食屋最大の危機がなんとか乗り越えられてひと安心。人との繋りって大切だなと再認識しました。最初はどうなるかと思った哲史も順調に成長していきました。「てしをや」みたいな定食屋に行きたいよ!