
- 作者: 椹野道流
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/06/17
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シリーズ8冊目。あれ表紙のロイド若くない?と思ったのは私だけだろうか。今回は夏神さんが大きく一歩前進したという印象。やっと念願のお墓参りができそうで良かった。夏神さんの誠実な姿勢が伝わって何より。海里は海里でまた一歩お母さんとの距離が縮まりました。個人的には1巻目で海里を門前払いする兄を止めない母親に苛ついた覚えがあったので、母親には母親の考えがあっての行動だったんだなと見直しました。奈津さんにかけた言葉も素敵でした。
塚本自身は淡々とした日常を受け入れていたつもりでも、どこか孤独を感じていたからこそ成仏出来なかったのかな。来世では幸せな家庭に生まれてほしいですね。