- 作者: 末羽瑛
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
主人公が水族館で板前として働くのかと思った、そんなわけないか。読みやすい文体だったのでさらっと読了。「夢」と「願い」の違いについての解釈にはなる程な〜と思いました。後は進藤が言っていた「得意なこと」と「好きなこと」のどちらを仕事にするか、とか。私は「得意なこと」派かな…、でも今の仕事はどちらにも当てはまらないし中途半端。
自分の好きなことを真っ直ぐに追いかけて夢を掴んだ志帆が羨ましいです。そんな志帆を苦しめる父親にムカっときた、最後は和解できて良かった。浩介ナイス!大石も嫌なやつだなと思いましたが、最後に少し見直しました。誰も館長には敵わないような気がする。浩介もやりたいことが見つかって良かった。仕事に疲れた時に読んだので少し前向きな気持ちになれました。