
- 作者: 風森章羽,雪広うたこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 文庫
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待ちに待ったシリーズ4冊目。講談社ノベルスから講談社タイガへ移動したんですね、レーベル的にタイガの方が合ってるような気がするので正解だと思います。今回の題材は人魚、アーティは前作で血の繋がりが判明した地守家にホームステイ中。時彦さんが元気そうで何より。聖蓮が勇気を出して最初の一歩を踏み出せて良かった。聖蓮の母親は辛い立場なのは分かるけど、結局自分にとって都合がいいから真実を話さなかっただけじゃん。最後まで辻さんを心配していた大槻さんが良い人。
三神がなかなか出てこなかったので名前だけの登場になるのかと思いきや、最後にしっかりと出てきました。あの人の立ち位置はそういうことか。佐貴が早くアーティを三神の呪縛から解き放ってくれるといいな。次回は アーティと佐貴の出会いの話だとか、楽しみです。