楽園への清く正しき道程 庶民出身の国王様がまたご愛妾を迎えられるそうです (★★★★☆)

シリーズ3冊目。今回はエヴァリーン&テレーゼがメインで同時攻略。個人的には一人ずつゆっくり進めていってほしいなと思うけど、2人の友情関係を掘り下げるならこういった形がベストだったのかなと。ハーレムを肯定するとはミーネは懐が深いですね、ルドヴィークを心の底から信頼しているからこその言葉なんだろうけど。
気位が高くて高飛車に見えがちだけど実は友達思いのテレーゼ、男勝りで堅物だが本当は可愛くなりたくてルドヴィークに一途に恋するエヴァリーン。自分の気持ちを隠し通してまで愛妾の座を譲り合う姿は尊いものですが、やっぱり2人とも幸せにならなきゃ!すれ違いがちだった友情がきちんと修正できたようでめでたしめでたし。
しかし肝心の正妻が大変なことに。やっぱりカテリナはルドヴィークと幸せになってほしいな。次回はアーデルハイト&ロッティ?また同時攻略?個人的にアーデルハイトがお気に入りなのでデレたところを見てみたいなと。