君と時計と嘘の塔 第一幕（★★★★☆）

君と時計と嘘の塔 第一幕 (講談社タイガ)

全４部作の内の１作目。 大好きな女の子が死んでしまった――という悪夢をみて起きた朝。 高校の教室に入った綜士は、ある違和感を覚える。 唯一の友人である一騎が、この世界から「存在が消されている」という事実にひとりだけ気付いて…というお話。
サクッと読了。タイムリープもので現時点では謎だらけ。芹愛が自殺した理由や雛美が嘘をつく理由、そもそもなんで綜士たちがタイムリープをしてしまったのか。謎が盛りだくさんでこれからどんな展開になっていくのか楽しみです。
綜士が芹愛にしてしまった過ちは酷いことだけど、これだけ思い詰めている以上綜士がいつか許される機会もあればいいなと。芹愛はどんな気持ちで綜士を庇ったのかな、綜士の不器用な恋を応援したい。
千歳先輩がかっこよかった。色々と頑張ったのに再び繰り返されるタイムリープ、次回はどんな展開になるのか。