2015-07-02 白夜街道(★★★★☆) 一般小説 白夜街道 (文春文庫)作者: 今野敏出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (6件) を見る 前回の「曙光の街」から四年後のお話。前回頼りなかった倉島がよくここまで成長したなと思いました。公安で働くことに対しての自覚がきちんと芽生えたからでしょう。ヴィクトルは相変わらず苦労性だなと、また昔の仲間に裏切られるとか災難ですね。恋ではないけどお互い大切に思い合っているヴィクトルとエレーナの関係が不思議。もう二人で結婚しちゃえば? 久しぶりのヴィクトルとの再会か?と楽しみにしてたんですが、実際に会ったのは最後にちょこっとだけというのが残念。いつかヴィクトルやエレーナと一緒に友として酒を飲みたい、という倉島の素直な気持ちが実現するといいなぁ。