ラビット・ケージ 一年Ａ組 殺戮名簿（★★★★☆）

ラビット・ケージ 一年Ａ組 殺戮名簿 (集英社オレンジ文庫)

思ったよりも面白かった。表紙のキスウサがインパクトありすぎて思わず買ってしまったよ。間宮を筆頭として一年Ａ組はろくでなし多すぎ。だからこそこんな酷い目にあってるんだろうけど。蔓原も良かったけど一番好きだったのは箭竹原かな、それだけに結末が残念でならない。でも箭竹原の最期はかっこよかった！箭竹原が沙良のことで嫉妬した蔓原をからかうシーンは微笑ましかったです。
友人を庇って死んでいった柚木も強い女の子でした。それに比べてありさが途中までは良かったけど最期の最期でいきなり醜くなってイメージが一気に急降下しました。蔓原と沙良だけでも助かって良かった！、と喜んでいたら最後に思わぬ落とし穴が…。嫌な余韻を残して終わってしまいました…、でも面白かったよ。