■感想
かつては最強と謳われたアルムート王国七大剣聖の一人・ラスティスはとある事情で田舎に隠居していたが、王都から召集を受けたのをきっかけに弟子を持つことになって···。
いつもは無気力なのに大切な者を守る為なら本性を出して強くなる主人公ってやっぱりカッコイイ。彼がなぜ情熱を失ってしまったかは終盤に明かされますが、そのエピソードを通してラスティスの優しさと行き場のないやるせなさが感じれてしんみりとした気持ちになりました。
サティ達と出会ったことでラスティスの中で停滞していた時が動き始めたようで何より。個人的にはエミネム推し、ぜひ彼女を掻っ攫って傲慢な団長にダメージを受けてほしい。