ほうかごがかり2

■感想

容赦なくキャラが退場させられていく疾走感のある展開に絶望しました、2巻でこのスピードは予想外。

臆病故に自分が担当する「無名不思議」を啓に任せたイルマ、卑怯かもしれないけど恐怖で逃げたいのは分かる。でもそれが仇となってしまう展開が業が深い。イジメられている留希の胸糞悪い結末も地獄だった···。

菊も時限爆弾を抱えているような状態だし、最後に惺もあんなことになるとは···。彼の一番の願いは啓を守ること、他の人など捨てて啓だけを守っていれば良かった、という本音に切なくなった。3人で仲良く話しているところをまた見たいです。