ほうかごがかり

■感想

主人公・啓は怪談を生み出さない為に怪談未満の怪異を観察して消滅させることが目的の「ほうかごがかりに」任命されて···。

きちんと観察して記録すればほうかごがかりから抜け出せる可能性も前半で示唆されていただけに、後半で明かされた真実に絶望感が半端なかった。まさかのあのキャラが退場するとは···、小学生にも容赦ないのはさすが。

絵を描く才能があり、猛スピードで怪異に迫っている啓が絶望的な状況を打破できるのか。でもラストでは惺の忠告をまるっきり無視してるし···。なるべく犠牲者を抑えて最終回を迎えてほしい。久しぶりに甲田先生の世界観を味わえて満足です。