後宮の検屍女官6

■感想

自分の仇が桃花の父と知って動揺してしまう延明。それでも桃花を大切に想う気持ちが勝って今の所は隠すことに。延明の桃花への想いが儚げでもう少しグイッといって幸せになってほしい。

今回は大長公主の死をきっかけに起こる連続殺人の謎を追っていく。冬の後宮の描写がひもじさと厳しさに溢れていて暗くなったところに、更にズドンと真相がのしかかってきて色々な意味で重い事件でした。現代でも重大な問題なだけに犯人サイドに少なからず同情してしまった。

最後は不穏な謎を残して終了。犯人をたぶらかした黒幕と同一人物なんだろうな···。