■感想
かつて犯罪王と称された男の孫と探偵王の養女が日本で唯一「国家探偵資格」を取得できる超難関校・真理峰探偵学園に入学し、競い合いながら真実を追い求めていく。
犯罪王の孫、というハンデがありながらも真実を見抜く才能がある未咲と周囲から一目置かれているがどこか脇が甘い詩亜がお互い切磋琢磨し合いながら推理していく王道展開が面白かったです。終盤で万条に精神的に詩亜が責められている時に颯爽と未咲が駆けつけて、盛り返していくのが一番の見所でした。
事件のヒントになる情報が太文字で印字されていて読者思いの読みやすい試みでした。怪しいとは思ってはいたものの恋道のあれは気づかなかった。好みの設定なので長く続いてほしい。