■感想
シリーズ2冊目は絶海の孤島でのクローズド・サークル。犯罪王の計画書(マクベス)に振り回されながらも、主人公・未咲が自分の祖父の罪と向き合いながら真実へと辿り着いていく熱い展開が読み応え抜群でした。
未咲とフィオナのコンビもなかなかよく、本気でハニートラップ仕掛けるフィオナ先輩さすがです。未咲の「あんたは俺のホームズだ」にはグッときました。
犯人は個人的に予想外で見事に引っ掛かってしまいました···。未咲にとっては切ない別れとなってしまいましたが、ソポクレスのこともあるので乗り越えて強くなって欲しいものです。