■感想
隣国のチャイ王女に危害を加えたとして16歳で処刑されてしまった公爵令嬢・アリスティーナ。しかし目覚めたら5歳の姿になっていて、処刑を防ぐために良い子になろうとするが···。
前世では嫌われていた婚約者・ユリアンとは関りたくなかったものの結局再び関わることに。アリスとユリアンの焦れったい攻防が甘酸っぱくてキュンとくる。ユリアンに惹かれつつも前世のことが頭をよぎって彼の告白を信用できないアリス、そのジレンマこそがこの物語の醍醐味だなと。
我儘でもアリスの性格を理解して見守ってくれる侍女のリリや友人達がいてくれて良かった。チャイ王女の本性も判明したところで次回へ続く。