神のロジック 次は誰の番ですか?(★★★★☆)

神のロジック 次は誰の番ですか? (コスミック文庫 に 4-2)

■あらすじ
〈学校〉では各国の子どもたちが、通常の授業に加え推理力を試されていた。 ここは探偵養成学校?特殊能力の秘密研究所? やがて〈学校〉で次々と殺人事件が起きて……。 犯人は一体?子どもたちは、なぜ集められたのか? 全貌が明らかになったとき、大きな衝撃が読者を襲う!驚愕の長編ミステリー。

■感想
人里離れた「学校」に集められた子供達、そこで起こる殺人事件の真相に迫っていく。いったい何の為に子供達は集められたのか、そもそも「学校」とは何処なのか。考えたらきりがない程謎に満ちていて、子供達も混濁した記憶を頼りにそれぞれの考えを導いていく。
殺人事件が起きてからはノンストップでストーリーが展開していくのでついていくのに精一杯だった。主人公のマモルは割とニュートラルな存在だったんだなと。自分にとって都合のいい夢の中で生きていたい、犯人の執着が凄まじくて物悲しい結末でした。