
- 作者: 嬉野君
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/11/15
- メディア: 文庫
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孫と老女が夫婦のように仲睦まじかったら、そりゃあおかしく思うよね。文絵はなぜ50年前の自分に戻ってしまったのか。ヒントは主人公・律と今村という男性が披露する話に隠されていた。真相が分かって一番に思ったことは「竜弥馬鹿じゃね?」でした…。本当に愛してたならそんなことするなよ、文絵さんすごく苦しんだのに。巻き込まれた佐田も災難、本人が納得してるならいいんだけどね。
今村の話のラストがほっこりしていて良かった。出会いって大切だなと。ブラコンな今村が可愛い。律と今村がいいコンビだったのでこの二人が出てくる話をまた読みたいな。