- 作者: 青崎有吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 文庫
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ルパンにホームズにオペラ座の怪人など豪華な顔ぶれで前巻よりも面白かった。皆で一つのダイヤを巡っての大バトルは見ごたえがありました。特に静句とカーミラの戦いが淫靡で艶っぽくて、静句が素敵でした。どのキャラもハイスペックだけど、最後の教授一派の一員であるあいつに持っていかれてしまった印象。でもさすが津軽!きちんと美味しいところを持っていきました。
ロイズの一派も今回の事件に懲りずにこれから関わってくるだろし、津軽たちはより一層面倒な状況に追い込まれそう。人を殺さない、というのが信条であるルパンが今回の事件に胸を痛めるのには同情します。いや盗みはいけないけどね!ファントムはもう少しルパンに付き合ってあげて。