- 作者: むらさきゆきや,溝口ケージ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: 文庫
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確かに「妹さえいればいい。」のイラストレーター版といったところ。これはこれで面白かった。締め切りなどの修羅場や知り合いのイラストレーターのストーカー問題なども取り上げつつ、基本的には日常の緩いお話が中心。1冊の挿し絵を担当するのに30万、と聞いて「羨ましいな〜」と思ってしまってすみません。担当からのダメ出しや作者のスケジュールに合わせなくてはいけないなど大変なこともたくさんあるんですよね…。でも悠斗のイラストを描くことへの情熱を考えると好きなことを仕事にしている悠斗はやっぱり羨ましいです。
乃ノ香は「妹さえ〜」でいうと千尋ポジションですね。それにしても中学生にして家事が完璧な上にあのプロモーションはけしからん。私も乃ノ香の作った料理が食べたい。最後は乃ノ香が水着姿の状態で訪ねてきた佐伯とばったり会ってしまう、という危険な場面で終了しましたがどうなることやら。この二人が悠斗をめぐってのライバルになるのかな?早く続きが読みたいです。