14歳とイラストレーター8(★★★★☆)

14歳とイラストレーター8 (MF文庫J)
■あらすじ
「せんせ…本気になってもいい?」海老名水織が、いきなり頬にキスをしてきた!勘違いでも冗談でもなく本当の本気の告白!?戸惑いつつもユウトの返答は…一方、ハラミはアニメの試写会へ。こぼした涙の理由は!?白砂はマリィとショッピング。楽しい時間のはずが、非常事態発生!イラストレーターを目指す乃ノ香だが、理想は遠く、現実は非情だった。ユウトとの、ゆるく曖昧な関係に終わりが訪れて…?希望と現実、そして欲望に振り回される、イラストレーターのガチな日常を大公開な、第8弾!

■感想
シリーズ8冊目。水織のユウトへの告白、ハラミが作画を担当しているアニメの試写会、乃ノ香のイラストレーターとしての悩みなど個人的に今回は特に充実した内容だった。新キャラ・蒼真の拘束陵辱大好き発言には驚きましたとも(笑)
ユウトが倒れた時にヒロイン達が駆けつけるのをみて本当に愛されてる奴だなと。周囲と自分を比べて自信をなくしてしまった乃ノ香、ユウトの助言によって再び立ち上がって前へと進んでいく。ユウトと乃ノ香がお互いの存在が必要不可欠だと認識し関係が深まったのに対して、ナスとの関係は停滞気味。ナスの反撃はあるのか、マリィや白砂でもいいよ!