- 作者: 弥生志郎,高野音彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/08/25
- メディア: 文庫
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夢を追いかけた蘭香とそんな蘭香に恋をした悠、最後の蘭香が作った歌詞と悠の告白に色々な感情が込み上げてきた。茜と瑞希のライバル関係も良かった、瑞希は本当に茜が好きなんだなと。一番大人しかった藍里が覚悟を決めて消えていった場面は読んでて少し辛かった、蘭香も茜もそうだけど茜里だって本当は生きたかったはずだから。生きてお兄ちゃんと一緒にいたかったはずだから。それでも自分を奮い立たせてなずなに全てを託していく勇気を藍里は持っていたんだなと。
蘭香・茜・藍里の3人が築いた人間関係があるからこそなずなは楽しく学校に通うことができる。これからは統哉と一緒に幸せになってほしい。