第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記III

■感想

初陣を間近に控えたジルバギアスは母・プラティの故郷であるレイジュ族の里へ行き、部下を見繕うことに。そこでは牧場で飼われる人族の末路・訓練と称した勇者との殺し合い等ジルバギアスのメンタルをゴリゴリ削るような試練が待ち受けていて、面白いけど読み手側としても少しキツいものがありました。

またプラティを母親として慕っている自分に気付いて葛藤していましたが、実際に復讐する際にそこら辺の気持ちとどう折り合いをつけるかも気になるところ。もうこうなったらレイラが癒しです。

次回は初陣編かな?今回出てきた人間サイドと裏で何か取引したりするのかな。今から続きが楽しみです。