後宮の検屍女官5

■感想

新章スタート。才里と共に第三皇子に仕えることになった桃花、何も教えられなくても桃花の複雑な事情を読み取る才里との友情が素敵。殺伐とした後宮だからこそ女同士の友情が輝いてみえる。

不安要素は投下されたものの今回はプロローグといった雰囲気で桃花と延明の仲が平穏で良かった。特に延明は桃花と過ごす時間に救われているようでほのぼの。最後の桃花の祖父についての発言で二人の関係がどう変化するのか要注目。

そして孫家と羊角の因縁、怪しさ満点の中常侍など今後の伏線もたっぷりなので目が離せません。