■感想
シリーズ2冊目。夏休みに入り、カエラの提案で皆で旅館でバイトをすることに。恋に友情に眩しい程の青春が繰り広げられていて今回も面白かった。
表紙のカエラに焦点を当てつつ、自分を変えたいと橋汰に相談する遊々・宇民・龍虎もそれぞれ奮闘する。でも龍虎のメスガキ化計画が圧勝のような気がする(笑)
カエラの中学時代のしこりを解きほぐす為に裏で色々と動き回る橋汰、彼は鈍感主人公ではないので遊々はもちろんのこと宇民の気持ちにも気づいた上で心の片隅に複雑な気持ちを抱いているのが何とも言えないほろ苦さ。オチのイマジナリー小森先生のセンスが秀逸でした。