■感想
聖女に婚約者を奪われて死刑宣告をされる人生を99回も繰り返したアルフィーナ、100回目の今世ではなぜか人の心が読めるようになって展開が急変するところから話が始まっていく。
何というかキャラもストーリーも軽い。本当は皆アルフィーナが大好きで聖女の魔法によって操られて冷たく接してしまった、というのが真相。それを知った上でアルフィーナは第2の人生を歩もうと決意したのにそれをことごとく蹴散らしていくヒーロー達にイラッとしてしまった。そしてヤヴンロックの心の声にとどめを刺されて本を閉じようと思ったけど単行本で値段が高かったことを思い出して最後まで読みました。
唯一の救いは主人公のアルフィーナとヒイロが好きになれたこと。「俺の彼女と〜」は好きだったのでただ単に今回は相性が悪かったんだろうな。