奇世界トラバース2 ~救助屋ユーリの迷界手帳

■感想
亡くなったかつての仲間の夢を背負って樹海の大迷宮『クレティシア』へ挑むと決意したユーリ。そこにイェーガー・レポートを巡る争いも加わってますます困難な道程になっていく。

前回と同じく読んでいてワクワクするような魅力的な世界観でした。ユーリの決意と隊長の最期の行動に涙腺が緩んだ。隊長がユーリの元へ帰ろうしていたこと、それをユーリが知れただけでもこの旅に大きな意味があったんだと思う。

新キャラのカナリアの強さが化け物並でそんな相手とまともに戦えるユーリさんすげぇ。アウラもどんどん逞しくなっていきますね。

残念なことに2巻で終わりとのこと。2人の旅に幸多からんことを。