白豚妃再来伝 後宮も二度目なら 二

■感想
濡れ衣で後宮を追い出された白豚妃による政略騒動完結編。最初からは最後までパワフルな珠麗に振り回された物語でした。

珠麗という太陽のような存在に後宮の皆が心のどこかで救われ、それが気持ちの良いラストに繋がっていました。皆凛々しく成長していて頼もしいかぎり。

ずっと一人で戦い続けた楼蘭にきちんと居場所ができて良かった。

珠麗争奪戦はとりあえず彼の勝利なのかな、珠麗への愛が深くて微笑ましかった。でも4年後どうなるかわかりませんね、ぜひその後も短編でいいので読みたいです。