この素晴らしい世界に祝福を!17 この冒険者たちに祝福を!(★★★★★)

この素晴らしい世界に祝福を!17 この冒険者たちに祝福を! (角川スニーカー文庫)
■あらすじ
「何の力も無かった最弱職の少年がたった一人で魔王を倒す。……そっちの方が格好良いじゃないですか!」大量のマナタイトを使用し、めぐみんの爆裂魔法で魔王城の結界を破ったカズマ一行。アクア達とも合流し、目的を果たしたとばかりに引き返そうする面々に対してカズマは――「魔王に掛かった賞金って、いくらぐらいなんだろうな?」根性なしのニートは、遂に魔王との最終決戦へ挑む!! カズマ・アクア・めぐみんダクネス―――アクセルが誇る問題児が愉快な仲間と共に魔王城に集結!! 国民的人気の異世界コメディ「このすば」、堂々完結!

■感想
17巻にして遂に完結。最後の締めくくりも「このすば」らしくて正に大団円でした。初端からめぐみんの暴走しててウケた(笑)魔王との戦いで姑息な手を使うのはいつものカズマらしいけど最後はかっこよく自爆してからのアクアの涙でずるい展開だよなと。いつもはギャグ要員のアクアがめずらしくヒロインしてたのが新鮮でした。
エリスが好きなのできちんとストーリーに絡んできてくれて良かった。色々と伏線も残したままなのでスピンオフを期待してしまいます。ダクネスもアイリスもカズマに片思いしたままだし本当にハーレムでいいんじゃなかろうか。カズマ達の冒険はまだまだ続く…!、そんなナレーションが聞こえてきそうなラストでした。