
- 作者: 榎田ユウリ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: 文庫
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シリーズ3冊目。今回はいつもと違って死神・余見の正体に迫る一冊でした。憎たらしい喋り方をして死んだ人間を誘う余見にもきちんと大切な家族がいて、あんなひどい経緯で死んでしまったのかと思うと同情してしまう。小木と出会えたのもある意味運命だったのかな。
とにかく犯人はもちろんのことストーカーも気色悪かった。余見に死亡宣告されていたので最後はいつも通りしんみりしちゃうのかな、と思っていたので今回の結末は嬉しかったです。余見の正体に気づいた後の小木と余見の会話が気になります。二人でゆっくり思出話でもしてほしい。