
ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく (角川ホラー文庫)
- 作者: 櫛木理宇
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: Kindle版
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シリーズ12冊目。今回は苛めに関する話が多かったなという印象。1話目は本当に後味が悪かった、上下関係に固執した地域型の閉鎖的なサークルとか窮屈過ぎて吐き気がする。〇〇を蹴落としてやろう、と思いながら生きるのってどうよ?2話目はまさかの例のいわくつきの家が再登場。狂っていく家族を目の当たりにした辛さが友達と再会したことによって少しでも癒されますように。3話目も気色悪い真相でした。苛めに加担する学生も馬鹿だけど、一番やっちゃいけない立場の人間があんなことするなんて…。
森司とこよみの仲は進展したと思っていいのかな?二人で名前を呼びあう場面は爆発すればいいと思った。森司の作るおにぎり美味しそうですね!相変わらず部長に過保護な泉水の従兄コンビも堪能できたので満足。