
- 作者: 佐藤友哉,サマミヤアカザ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/12/21
- メディア: 文庫
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確かに某テニス漫画をはじめとして2.5次元舞台は熱いジャンルではありますね。個人的には水口よりも主人公・ムギと鹿間のやり取りの方が好きだし、ストーリー展開において重要だったのではないかと思いました。この物語はミステリよりも兄の自殺を乗り越えて役者としての自分を見つめ直し、前へ進んでいくムギの成長ストーリーの印象が強かったです。
ビビ先輩がどうしてあんな風になってしまったのか気になる…。鹿間が語った「現実は正解」という話が地味に胸に刺さりました、分かるんだけど感情の制御って難しい。最後のムギと鹿間の会話が好き、二人でお花見行けるといいね。